気楽に行こう

スマホで映画を見てみた

スマホで映画を見てみた。やはり動画でもそうだが迫力にかけるし音もよくないし何より醜いです。ただ恋愛ものはわかりやすいのでちゃんと理解できた。映画『マイレージ、マイライフ』を見てみると主人公は結婚を望まず、女ともテキトーにつきあうだけ。まるでジョージ・クルーニーの私生活とオーバーラップしたかのようなキャラクターに、演じている彼自身はどう思ったのだろう。「誰かと二人きりで人生を共有したいと思ったことは一度もない」と言い切る彼の立場は、殆どが空の上。ということは、足が地についていないというロジック。
そこに、アレックスと新入社員のナタリー(アナ・ケンドリック)が絡んできて、人生ってそういうもんじゃないでしょ、と想像できる展開にはなってくる。
展開はある程度想像できたが、そこはジョージ・クルーニーのあの軽妙な演技と低いトーンの声で、小気味よく進んでいく。
だが、ライアンが人間同士の本当の繋がりの大切さに気付いたとき、昔ながらの予定調和のラストにならなかったことが良かった。
愛に目覚めてアレックスの家まで行くと、彼女はちゃんとした家庭を築いていてライアンとの仲は息継ぎだったと言う。一方ナタリーは、自らが面接してリストラした女性が宣言通り自殺したことにショックを受け、会社を去って行ってしまう。
同じような危機感は、どこの国の映画人も持っているようで、似たような題材で、今年行定勲が『パレード』を発表している(原作はあったが)。ネットやメールが発達して、人間関係が希薄になっていると思う人間にとっては、映画の中でライアンが姉から言われた「これで、あなたもファミリーの一員ね」の言葉通り、我々からすれば普通の行為であっても、ネット世代から見れば一歩を踏み出すようなハードルがあるのかもしれない。